バスケットボール男子Bリーグ1部（B1）の川崎は4日、川崎市とどろきアリーナでファン感謝祭を開いた。ファンクラブ会員約1700人が詰めかけ、シーズンを戦い抜いた選手やスタッフらと交流を深めた。
今季限りで退団するアギラールと綱井を含む全12選手が参加。フライパンやしゃもじを使った卓球や、ラグビーボールでのフリースロー対決などで来場者を楽しませた。3日にレギュラーシーズン最優秀選手賞（MVP）を受賞した藤井には、ひときわ大きな拍手が送られた。
2年半在籍したアギラールは「僕にとって特別なチーム。これから先も川崎を応援し続ける」とあいさつ。1季でチームを去る綱井も「毎日の練習が楽しくて、すごく充実したシーズンだった。得たものを次に生かしたい」と誓った。
今季は天皇杯全日本選手権を連覇。Bリーグではプレーオフのチャンピオンシップ（CS）準決勝で敗れ、悲願の頂点には届かなかった。藤井は「来季こそ地区とリーグ優勝を目指して頑張りたい」と抱負を語り、新シーズンも指揮を執る佐藤賢次監督は「CSは悔しかったが、毎日ステップアップした素晴らしい一年。皆さんのサポートのおかげ」と頭を下げた。
