定番から限定品も 和菓子に多くの客 上越市三・八の市 朝市和スイーツまつり

 上越市と直江津菓子組合は18日、同市中央2、3の三・八の市で「朝市和スイーツまつり」を開いた。各店のどら焼きなど各種和菓子を目当てに、買い物客が次々に訪れた。

定番から限定品のどら焼きをはじめ、各種和スイーツが集結。販売開始から買い物客が途切れなかった

 同日は、直江津を中心に13店が参加。あんこ、抹茶、クリームやティラミスなど、定番から限定の「どら焼き食べ比べ」企画や、団子や大福などの和菓子、パンにケーキ、氷菓までが並んだ。母親、妹、祖母と訪れた今井朔久君(上越教育大附属小1年)は「バターどら焼きが好き。直江津の朝市はあまり来たことがないけれど、こういうイベントがあったらまた来たい」と話した。
 イベントは今回で3回目。直江津菓子組合の坂詰喜範組合長(62、さかつめ菓子本店)によると「最初はもともとの出店者の邪魔にならないか不安だったが、集客につながって今では『次はいつやるの』と聞かれるほど」と、イベントの定着に安堵(あんど)。「これからもイベントを通じて、直江津の菓子店の魅力発信と、伝統の朝市をもっと多くの人に知ってもらいたい」と願った。

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