横浜市と神奈川県警はこのほど、横浜駅周辺の飲食店や風俗店を合同査察した。209店舗を抜き打ちで立ち入り調査し、風営法や消防法の違反を186件確認。各店舗に是正するよう求めた。
市の消防局や健康福祉局、県警の生活安全総務課や戸部・神奈川署などから計85人が参加。10班に分かれ、「歓楽街総合対策推進重点地区」に指定されている同駅周辺を回った。
市消防局は雑居ビルの避難経路に段ボールなどの障害物が置かれていないかなどを確認。県警は営業許可証が掲示されているか、従業員名簿を備え付けているかなどをチェックした。
県警生活安全総務課は「各行政機関の専門的な知見により、効率的に問題点を是正できた」と総括した。