【高校野球神奈川大会】東海大相模が慶応を下し、4強入り 2019年以来

【慶応-東海大相模】

◆東海大相模9―0慶応

 第104回全国高校野球選手権神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準々決勝が行われ、第1試合は第2シードの東海大相模が慶応を9―0で下し、優勝した2019年以来の準決勝進出を決めた。 

 東海は二回、庄司裕太(3年)、武井京太郎(同)の連続適時打に続き、及川将吾(2年)がスクイズを成功。さらに百瀬和真(3年)の中前タイムリーで一挙4点を先制した。 

 九回にも笹田海風(同)の適時打と山内教輔(2年)の2点本塁打で突き放し、先発全員の14安打で大勝した。先発した庄司は140キロ台の直球やスライダーを軸に8回4安打無失点と圧巻の投球だった。 

 慶応は二回途中から救援した背番号10の沖村要(3年)が好投も及ばず。二回に二つの失策が失点に直結したのが響き、打線も七回の満塁機を生かせなかった。

 東海は25日に同スタジアムで行われる準決勝で、横浜創学館と戦う。

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