横浜・下水道150年 広報大使に「マンホール女優」釈由美子さん

横浜下水道150広報大使に就任した釈由美子さん=横浜市役所

 近代下水道の導入から150年の節目を迎えた横浜市は26日、下水道の役割や取り組みをさらに発信していこうと、女優の釈由美子さんに「横浜下水道150広報大使」を委嘱した。

 市内在住の釈さんは、2019年に放送された「仮面ライダージオウ」でマンホールを使って攻撃・防御する敵役を演じたことから「マンホール女優」としても知られており、横浜下水道の周知に一役買うことになった。

 同日行われた就任式に「水」をテーマにした水色の衣装で出席した釈さんは「マンホールの下のインフラに深く思いを巡らせたことはなかったが、一から勉強して下水道の必要性を伝えていきたい。図書館で下水道の本を借りて子どもと一緒に読んでいる」と笑顔で話した。

 今後は各種イベントへの参加に加え、SNS(交流サイト)を通じた広報活動を行うといい「家庭から出る水を汚さないなど、自分たちができる小さなことも発信していければ」と意気込んだ。

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