第４７回上越まつり・直江津祇園祭は２９日夜、フィナーレを飾る御饌米奉納が上越市西本町４の八坂神社で行われた。コロナ禍の影響で３年ぶりとなった御饌米奉納には、直江津１９町内のうち１６町内が参加した。
この日は３年分の思いと「疫病退散」の願いを込め、屋台が順次、同神社前に集結。各町内の総代ら若衆は見物客が見守る中、参道を駆け抜けた。
感染症対策のためパフォーマンスに制限があったが、熱気は従来通り変わらず。笛や太鼓の祇園ばやしが祭りムードを盛り立て、直江津駅前通りに盛夏の活気が戻った。沿道では多数の市民がカメラを向け、応援の声を掛けていた。
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