日米韓の安全保障協力の重要性を確認と岸田総理

 岸田文雄総理は6日、頻繁に繰り返される北朝鮮の弾道ミサイル発射問題について、尹錫悦(ユン・ソンニョル)韓国大統領と25分の電話会談後、記者団に「日本と韓国共にこうした行為を強く非難する。日米同盟、米韓同盟の抑止力・対処力の重要性、さらに日米韓の安全保障協力の重要性を確認した」と語った。

 岸田総理は「9月末から短期間で6回の弾道ミサイル発射が行われている。安保理決議の下、北朝鮮に決議の内容、非核化に向けて従わせることについても、安保理における更なる対応等においても、日米、日韓、日米韓の更なる連携をしていく必要があることで一致した」とした。

 岸田総理は「日本と韓国、二国間関係については様々な課題は存在するが、北朝鮮問題等の様々な課題を考えると1965年の日韓請求権協定以来積み重ねてきた友好関係に基づいて、未来志向で関係を発展させていくことは重要と考える。意思疎通はこれからも行っていきたい」と語った。(編集担当:森高龍二)

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