副市長4人制 凍結方針 中川幹太上越市長 11日に記者会見し説明

 上越市の中川幹太市長は、副市長の定数を現行の2から4に引き上げる条例改正案の議会提出を凍結する方針を固めた。11日に記者会見して表明する。複数の関係者が明らかにした。
 副市長4人制の導入は中川市政における機構改革の目玉で、各種プロジェクト推進の前提となる制度だった。昨年の市議会12月定例会で議案が否決されたが、9月30日の定例記者会見では、今年の市議会12月定例会への議案提出に意欲を示していた。
 しかし必要性について市議会の理解を得たと判断できず、中川市長は凍結を決めたとみられる。市政運営は大幅な軌道修正を迫られた形だ。

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