人気野球ゲーム 2023年版の「顔」はマーリンズのジャズ・チザムJr.

日本時間1月31日、人気野球ゲーム「MLB the Show」の2023年版の「顔」となるカバーアスリートが発表され、マーリンズのジャズ・チザムJr.が抜擢された。昨季のアメリカン・リーグ首位打者ルイス・アライズの加入によって二塁手から中堅手にコンバートされる予定のチザムJr.は「子供のころから夢見ていたこと。こんなに早く実現すると思わなかった」と大喜び。なお、最新作「MLB the Show 23」はシーズン開幕直前の現地時間3月28日に発売される予定となっている。

チザムJr.は現在24歳。メジャーリーグでは珍しいバハマ出身の選手で、メジャー3年目の昨季は6月までに打率.254、14本塁打、45打点、12盗塁、OPS.860をマークしてオールスター・ゲームに初選出されたものの、腰痛で戦列を離れ、7月以降は1試合もプレーできなかった。

「MLB the Show」では2017年にケン・グリフィーJr.をカバーアスリートに起用したあと、若手スターが「顔」となるシーズンが続いており、2018年はアーロン・ジャッジ、2019年はブライス・ハーパー、2020年はハビアー・バイエズ、2021年はフェルナンド・タティスJr.を起用。そして、2022年版では大谷翔平がカバーアスリートを務め、日本国内でも大きな話題となった。

過去にはデービッド・オルティス、デービッド・ライト、ライアン・ハワード、ダスティン・ペドロイア、ジョー・マウアー、エイドリアン・ゴンザレス、アンドリュー・マカッチェン、ミゲル・カブレラ、ヤシエル・プイグ、ジョシュ・ドナルドソンと豪華なメンバーがカバーを飾っており、チザムJr.は「これは始まりに過ぎない」とコメント。「過去にカバーを飾った選手の多くはキャリアの最後には殿堂入りするだろう。そういうメンバーと肩を並べられるのはとても素晴らしいことだよ」と喜んだ。

マーリンズの選手が「MLB the Show」のカバーアスリートに起用されるのは今回が初めて。なお、最新作はPlayStation5、Playstation4、Nintendo Switch、Xbox Series X/S、Xbox Oneでプレーできる。

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