中国EV大手BYDの販売店、横浜・中区に4月開店 双日子会社が運営 ATTO3受注開始

受注が開始された「BYD ATTO3」

 大手総合商社の双日(東京都)は3日、中国の自動車大手BYDの日本向け電気自動車(EV)の販売店舗「BYDオート横浜中央」(横浜市中区)を4月中に開店すると発表した。

 BYDオートジャパン(同市神奈川区)との間で、乗用車正規ディーラー事業に関する契約を締結した。店舗の運営は、双日の子会社で自動車販売店舗を手がける双日オートグループジャパン(SAGJ、東京都)が担う。

 1月31日にはオープンに向けて、同市中区長者町1丁目に開業準備室を設置。同日から、スポーツタイプ多目的車(SUV)のEV「ATTO3(アットスリー)」の受注を開始した。

 神奈川県内では今月2日、輸入車販売を手がけるアクセル(東京都)が、国内の正規ディーラーとして第1号の販売店を同市緑区長津田町にオープン。BYDオートジャパンは2025年末までに、全国で100店舗以上の販売ネットワーク構築を目指している。

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