両軍の有望株ミラーが好投した一戦はマリナーズが勝利 藤浪無失点

【マリナーズ2-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

今日から始まったマリナーズ対アスレチックスの3連戦の初戦は、両軍の「有望株ミラー」が素晴らしいピッチングを見せ、緊迫した投手戦に。6回裏にアスレチックスが1点を先制したものの、8回表に2点を奪って逆転したマリナーズが勝利した。マリナーズ3番手のゲーブ・スパイアーが今季初勝利(0敗)、5番手のポール・シーウォルドが8セーブ目をマーク。アスレチックス2番手のリチャード・ラブレイディは今季初黒星(0勝)を喫した。

マリナーズは有望株ブライス・ミラーがメジャー初登板初先発のマウンドに上がった。1回裏から2回裏に欠けて五者連続三振を奪うなど、立ち上がりから奪三振ショーを展開。6回裏一死までパーフェクト投球を続け、デビュー戦での5回1/3パーフェクトはエクスパンション時代(1961年以降)で2位タイの記録となった。6回裏二死2塁からエステウリー・ルイーズに先制のタイムリー二塁打を許し、「デビュー戦で2ケタ奪三振&無四球ながら勝利投手になれなかった初の投手」という珍記録を作ったが、見事なデビュー戦だった。

一方、アスレチックスの有望株メイソン・ミラーも負けじと素晴らしいピッチングを披露。4つの四球を与えたものの、7回ノーヒットのまま、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。しかし、8回表に2番手のラブレイディがAJ・ポロックに3号同点ソロを浴び、さらに二死3塁としたところで降板。3番手のジューリス・ファミリアがジャレッド・ケルニックに勝ち越しのタイムリー二塁打を浴び、継投ノーヒッターのチャンスから一転、逆転負けとなった。

アスレチックスはこれで開幕から30試合連続で先発投手に勝利が記録されておらず、メジャーワースト記録を更新中。なお、アスレチックスの藤浪晋太郎は1点ビハインドの9回表に4番手として登板。先頭から二者連続三振を奪うなど、1イニングを三者凡退に抑え、今季の防御率は12.32となっている。

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