【第28節】マンチェスター・シティ vs ウェストハム
5月3日、プレミアリーグ第28節順延分マンチェスター・シティ vs ウェストハムの試合がエティハド・スタジアムで行われた。
マンチェスター・シティはケヴィン・デ・ブライネがケガのため欠場。GKはエデルソンではなくシュテファン・オルテガが先発した。
ボールを保持するマンチェスター・シティに対し、ウェストハムは序盤、前線からプレッシャーをかけつつ、自陣に侵入された際は5バックを中心にしたブロックを形成して突破を阻む戦術を採用。それでもマンチェスター・シティは冷静にパスをつなぎ、2分にはフリアン・アルバレスがファーストシュート。9分には左サイドから攻撃を組み立て、ジャック・グリーリッシュのクロスからリヤド・マフレズのシュートが相手GKルーカス・ファビアンスキを脅かす。
ウェストハムは29分、スローインからジャロッド・ボーウェンがゴールライン際まで攻めるが、クロスをGKオルテガがブロック。するとマンチェスター・シティも反撃に転じ、30分にはグリーリッシュが惜しいシュートを放つ。
32分にはロドリがアーリング・ハーランドとのワンツーで中央を突破し右足を振り抜くが、ボールは右ポストに当たって惜しくもゴールならず。35分にはCKからロドリが折り返し、ジョン・ストーンズがヘディングシュートを放つも枠を捉えられない。前半はマンチェスター・Cがポゼッション率80％とほぼ一方的に攻める展開となったが、最後のクロスやラストパスが相手の守備の網に掛かり、シュートもなかなか枠を捉えられず、前半はスコアレスで終了する。
均衡が破れたのは後半開始早々の50分だった。ゴール前左寄りの位置で得たFKをマフレズが蹴ると、ナタン・アケがヘディングシュートを決めてマンチェスター・シティが先制する。
その後はウェストハムが攻め込む時間帯もあったが、より多くのチャンスを作ったのはマンチェスター・シティ。そして70分、グリーリッシュがセンターサークル付近からボールを運んでスルーパスを送ると、これに抜け出したハーランドがGKの位置を確認しつつループシュート。プレミアリーグ新記録となる35点目をゲットした。
マンチェスター・シティはその後もゲームをコントロールし続け、85分にはCKから途中出場のフィル・フォーデンがボレーシュート。相手に当たってGKの逆を突いたボールが勝負を決定づける3点目となり、マンチェスター・シティが3－0で勝利を収めた。
勝利したマンチェスター・シティは勝ち点を79に伸ばし、アーセナルをかわして再び首位に立った。敗れたウェストハムは勝ち点34のままとなっている。
マンチェスター・シティの次の試合は第34節、ホームでリーズと対戦する。ウェストハムは同じく第34節、ホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。
