メッツが接戦を制す バーランダーは史上21人目の全30球団から白星

【メッツ2-1レッズ】グレートアメリカン・ボールパーク

メッツは先発のジャスティン・バーランダーが初回に1点を失ったものの、2回表にピート・アロンソの13号ソロで同点とすると、4回表にブランドン・ニモのタイムリーで逆転に成功。このリードを投手陣が守り切り、2対1でレッズに勝利し連敗を3で止めた。バーランダーはメッツ加入後初勝利(1敗)をマークし、3番手のデービッド・ロバートソンが7セーブ目を記録。レッズ先発のハンター・グリーンは3敗目(0勝)を喫している。

連敗を止めたいメッツは、今季2試合目の登板となった先発のバーランダーが力投を見せる。初回にジェイク・フレイリーのタイムリーで1点を失ったものの、2回以降は1本もヒットを許さず7回104球を投げて被安打2、与四球2、奪三振7、失点1と貫禄のピッチング。リリーフ陣もこれに応えて2番手アダム・オッタビーノ、3番手ロバートソンが一人のランナーも許さず抑えきり、薄氷の1点リードを守り切った。

勝ち投手となったバーランダーはこれでメジャー全30球団相手に勝ち星を記録。過去2度のレッズ戦ではともに好投を見せたものの計3被弾に泣き0勝1敗となっていたが、三度目の正直で2021年にゲリット・コールが達成して以来、史上21人目の記録を手にした。バーランダーは今季肩の炎症で出遅れており、日本時間5月5日の今季初登板では5回79球でマウンドを後にしていたが、今日は100球を超えて完全復活をアピール。現在借金1と苦しんでいるメッツだが、頼れるベテランの投球が浮上のきっかけとなりそうだ。

The post メッツが接戦を制す バーランダーは史上21人目の全30球団から白星 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.