艸原祭・大かやば焼き 妙高山に「艸」の火文字 高原に春の訪れ告げる 妙高市いもり池周辺 花火などで幻想的に

 妙高市妙高高原地域に春を告げる名物イベント、第46回「艸原祭(そうげんさい)・大かやば焼き」(同実行委員会主催)が13日、池の平温泉・いもり池周辺で行われた。夜のとばりが下りた午後7時すぎ、「艸」の火文字が妙高山(標高2454メートル)の麓に浮かび上がり、大輪の花火、色とりどりのスカイランタンが夜空や池畔を幻想的に彩った。

妙高山の麓に「艸」の火文字が浮かび上がり、花火やスカイランタンと共演した(13日午後7時すぎ、いもり池)

 今年は花火、火文字、スカイランタンの三つの明かりで、コロナ禍の終息や世界の平和を祈る趣向。心配された天気は小雨で収まり、見物客が大勢来場。新緑香る自然に包まれながら、明かりの共演を楽しんでいた。
 会場には飲食や物産の販売、体験ブースが開設され、にぎわいを見せた。会場と臨時駐車場の間でシャトルバスが運行された。

© 株式会社上越タイムス社