チェルシーは新指揮官に、マウリシオ・ポチェッティーノを招聘する事で合意に至ったようだ。
イギリスメディア『Sky Sports』によると、チェルシーは元トッテナム・ホットスパー監督のポチェッティーノと概ね合意に至った模様。近日中に正式発表する予定で、今シーズン終了までは引き続きフランク・ランパード暫定監督が指揮を執ると報じた。また新スタッフ陣には、息子セバスティアーノを含めたポチェッティーノが信頼する人材が合流する事が決まっている。
今シーズンのチェルシーは直近2回の移籍市場で総額6億ポンド（約1000億円）を費やしたにもかかわらず、ライバルに大きく離されトロフィーはおろか来シーズンの欧州大会の出場権獲得も実質不可能に。4月2日にグレアム・ポッター監督を解任して以来新しいヘッドコーチを探していたチェルシーは、ライバルを指揮していたポチェッティーノに長期政権を託す事となりそうだ。
51歳ポチェッティーノは2014年5月にトッテナムの監督に就任すると、2015年にリーグカップ決勝進出や2016-17シーズンにプレミアリーグ2位と躍進。2019年にはUEFAチャンピオンズリーグ準優勝を経験し、2019年にロンドンを離れた後はパリ・サンジェルマンに場所を移してフランス杯とリーグ・アン優勝に導いた。2022年夏からフリーだったアルゼンチン人指揮官が、再びロンドンに帰ってくる。
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