ダルビッシュがメジャー通算100勝 日本人では野茂に次ぐ2人目

【パドレス9-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

パドレスは「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドで打線が5本塁打を放ち、9対6で勝利。先発したダルビッシュ有は6回途中5安打4失点で降板したが、今季5勝目(4敗、防御率4.30)を挙げ、日本人選手では野茂英雄(123勝)に次いで2人目となるメジャー通算100勝を達成した。パドレス4番手のジョシュ・ヘイダーは14セーブ目を記録。一方、敗れたロッキーズは先発のオースティン・ゴンバーが3本塁打を浴びるなど、5回途中11安打7失点と打ち込まれ、5敗目(4勝)を喫した。

パドレスは初回にマニー・マチャドの6号2ランなどで3点を先制。2回表にはトレント・グリシャムが6号2ラン、ゲーリー・サンチェスが5号2ランを放ち、リードを6点に広げた。7対1と6点リードで迎えた6回表にはフェルナンド・タティスJr.がチーム4本目の一発となる12号ソロ。4点差に詰め寄られた直後の7回表にはブランドン・ディクソンにも2号ソロが飛び出し、1試合5本塁打のアーチ攻勢となった。8回裏にマイク・ムスタカスの3号2ランで3点差まで追い上げられたが、最後は守護神ヘイダーを投入して逃げ切り。敵地でのロッキーズ3連戦の初戦を制した。

ダルビッシュは4つの四球を与えるなど、高地でのピッチングに苦労したが、5回まで1失点と粘りのピッチング。しかし、6回裏に3本のヒットで2点目を失い、残した2人の走者も生還したため、合計4失点が記録された。それでも勝利投手となり、節目のメジャー通算100勝を達成。なお、日本人投手の通算勝利数トップ5は1位が野茂(123勝)、2位がダルビッシュ(100勝)、3位が黒田博樹(79勝)、4位が田中将大(78勝)、5位が岩隈久志(63勝)となっている。

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