5月の月間最優秀選手が発表され、2カ月連続でア・リーグはレンジャーズのジョシュ・ヤングが受賞。レッドソックスの吉田正尚は惜しくも受賞を逃したが、2人の差はどこにあるのか徹底比較する！
開幕から2カ月が過ぎ、各選手の特徴も明確になってきている。吉田は4月こそメジャーとの順応に苦労したが、5月は打率.354、本塁打3、打点15、OPS.962と本来の吉田の実力が発揮されたが、MLBが選んだ月間最優秀新人はヤングが2カ月連続で受賞した。
ヤングの5月の月間成績は打率.318、本塁打6、打点16、OPS.918と、打率とOPSでは吉田がリードするも本塁打と打点でヤングがわずかにリードしていた。
ヤングの魅力は豪快なスウィングによる強打。吉田のしなやかなスウィングとは対照的で、その差は三振数に現れており、吉田が24三振でリーグ新人3位なら、ヤングの67は同12位でその数は吉田のほぼ3倍。
シーズン成績の比較では、安打数は67はそろって同じでリーグ1位。打率、二塁打、四球数、三振数では吉田がリードするも、ここでも本塁打数は吉田がリーグ3位タイの7本に対し、ヤングはリーグ新人トップの12本をマーク。
このライバル対決の新人王レースの決着はまだまだ先だが、来週6月13日からはエンゼルスと4連戦、7月の1週目にはレッドソックスとの直接対決3連戦も組まれているので、是非名前を憶えてチェックしてほしい。
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