研究内容をわかりやすく 寒地土木研究所で一般公開

寒冷地の土木技術を研究する札幌の寒地土木研究所で、最新の技術や研究を紹介する一般公開がきょうから始まりました。1960年に始まった一般公開は今年が53回目。寒冷地での道路保全や交通など15のテーマに分かれ、パネルや模型の展示、実演を通じて地域の住民や子どもたちなど幅広い層の来場者に研究内容を紹介しています。災害現場の調査などで活躍するドローンの操縦体験コーナーは特に人気を集めていました。参加した小学生「楽しかった。ちょっとずつ動かすことと、周りの網にだまされないことが大事」。融雪剤の散布や吹雪の強さを調査する車の展示も人気です。寒地土木研究所・藤谷室長「どういう技術で作られているのか、普段見ているだけではなかなか分からないと思います。見て楽しい、触ってびっくり、作って面白い、こういう展示を心がけてやっております」。技術者や業者向けの専門的な相談も行っています。入場は無料で、あすまで行われます。

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