栃木県内に今年初の「熱中症警戒アラート」各地で35度超え 夕方には一変し各地で"豪雨"

 11日は日中、栃木県内では気温が上がり宇都宮や佐野などでは最高気温が35度を超える猛暑日となりました。しかし、夕方には一変し各地で大雨に見舞われました。

 気象庁の発表では宇都宮は午後2時45分に最高気温35.3℃を記録し、10日に続き2日連続の猛暑日となりました。

 このほか佐野で36.7℃、小山で35.6℃、真岡で35.1℃と県内4つの観測地点で猛暑日となりまたした。気象庁と環境省は県内に今年初めての熱中症警戒アラートを発表しました。

 県の発表では11日午後4時までに、10人が熱中症の疑いで救急搬送され4人が中等症、6人が軽症と診断されています。

 宇都宮地方気象台によりますと、この暑さは当面の間、続くとみられていて、こまめな水分補給やエアコンの使用など熱中症に警戒が必要です。

 夕方には大気の状態が不安定になり午後6時半ごろには宇都宮市内でも雷を伴った大雨に見舞われました。この雨の影響で市の中心部では道路が冠水した所もみられました。

 気象庁は11日午後、県内全域に竜巻注意情報を発表し注意を呼びかけていました。

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