サウジアラビアのアル・ヒラルは7月12日、ラツィオからセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチを獲得したことをクラブ公式SNSで発表した。
契約期間は2025年6月30日までの3年間で、背番号は22に決まった。イタリアのウェブメディア『カルチョメルカートドットコム』によると、ミリンコヴィッチ・サヴィッチは3年間で総額6000万ユーロ(約92億4630万円)の報酬を受け取るという。また、ラツィオには4200万ユーロ(約64億7240万円)が支払われるという。
同サイトによると、移籍金4200万ユーロはラツィオの当初の希望額よりは低かったものの、ミリンコヴィッチ・サヴィッチ自身が移籍を懇願したこともあり、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は「信念を伴う彼の行動」により売却を決意したという。
ミリンコヴィッチ・サヴィッチはスペイン生まれのセルビア人で、現在28歳。母国のヴォイヴォディナのアカデミーからトップチーム昇格を果たした後、ヘンクを経て2015年7月にラツィオに移籍。同クラブで8シーズンを過ごし、公式戦通算341試合69ゴールの成績を収めていた。
アル・ヒラルでは今夏ウルヴスから移籍したポルトガル代表MFルベン・ネヴェスやチェルシーから移籍したセネガル代表MFカリドゥ・クリバリとともにプレーすることになる。