東南アジアの高校生らが宇都宮市の専門学校を訪問 外国人留学生の教育環境を視察

 外務省が推進する国際交流事業の一環で、東南アジア地域の高校生らが28日、宇都宮市の専門学校を訪れ外国人留学生の教育環境について理解を深めました。

 この交流事業は日本とASEAN諸国の友好協力50周年を記念し、日本国際協力センターなどが外務省の国際交流プログラムとして、今月(7月)25日から1週間の日程で行っているものです。

 今回は日本に関心を持つ90人近い高校生らが来日しました。高校生らはテーマ別に国内4つのグループに分かれ、このうち「インターネット・教育」をテーマに視察を行う高校生ら22人は、28日宇都宮市でパソコンスクールやIT関連の専門学校を運営する「オリオンコンピュータ」を訪れました。高校生らはIT関連の基本知識を学ぶことの大切さや、取得できる資格、カリキュラムなどについて理解を深めました。

 専門学校には、スリランカやベトナムなど東南アジアからの外国人留学生も多く高校生らは留学生らと対面し、来日した理由や日本で働く理由などについて質問をしました。高校生らはこのあと各地でホームステイなどを行い文化交流などを通じて日本とASEAN諸国の関係性についても学ぶということです。

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