鈴木直道知事 石狩湾新港で洋上風力建設現場を視察

鈴木直道知事はきょう、現在石狩湾新港で建設が進む洋上風力発電所を視察しました。発電所は全国で再生可能エネルギーを活用した発電所を展開するグリーンパワーインベストメントが建設を進めています。風車の高さはおよそ200メートルで出力8000キロワットの洋上風力発電設備を全部で14基設置します。最大で年間およそ8万3千世帯分、11万2千キロワットの電力を発電する計画で年内の商用運転開始を目指しています。鈴木知事は事業概要の説明を受けた後、海の上で風車の据え付けをしている作業船の様子などを視察しました。

鈴木直道知事「石狩での取り組みはまさにモデル的な取り組みだと思いますが、いま道内5カ所が有望な区域に指定されるなど洋上風力の活用にはさまざまな動きがあります」

道内の洋上風力発電を巡ってはこの石狩湾新港の港湾区域以外に、ことし5月一般海域でも石狩市沖など5つの区域が国の「有望区域」に位置づけられ、実際の整備が可能となる「促進区域」への指定を目指しています。

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