ブルージェイズ勝利で菊池9勝目 藤浪は連続押し出し死球与える

【オリオールズ1-4ブルージェイズ】@ロジャース・センター

3連敗中のブルージェイズは、リーグ最高勝率で地区首位に立っているオリオールズを相手に、先発の菊池雄星が6回6安打1失点の力投を見せ、打線は同点の6回裏に3点を勝ち越し。4対1でオリオールズを破り、4連戦の対戦成績は3戦目を終えて1勝2敗となった。菊池はキャリアハイをさらに更新する9勝目(3敗、防御率3.67)をマークし、4番手のエリック・スワンソンは3セーブ目を記録。オリオールズ先発のグレイソン・ロドリゲスは3敗目(2勝)を喫した。

ブルージェイズは4回裏に35打数連続ノーヒットの大不振に陥っていたジョージ・スプリンガーのタイムリーで1点を先制。5回表にアドリー・ラッチマンのタイムリー内野安打で同点とされたが、6回裏二死から連続四球で1・2塁のチャンスを作り、ロドリゲスを降板に追い込んだ。オリオールズはここで2番手として藤浪晋太郎を投入したが、四球で満塁となり、マット・チャップマンとダニー・ジャンセンが連続の押し出し死球。さらに、遊撃ホルヘ・マテオのタイムリーエラーも重なり、ブルージェイズが3点を勝ち越した。藤浪は1/3回を投げて被安打0、奪三振0、与四球1、与死球2、失点1(自責点0)という内容で、防御率を8.04としている。

菊池は1回表二死2塁、3回表二死1・2塁のピンチを押さえるなど4回まで無失点。5回表先頭のジェームス・マッキャンに二塁打を浴び、二死3塁からラッチマンにタイムリー内野安打を許したものの、その後の二死1・3塁のピンチを切り抜け、91球、被安打6、奪三振3、与四球1、失点1という内容で6イニングを投げ抜いた。首位オリオールズを相手に今季9勝目をマーク。価値ある勝利だったと言っていいだろう。

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