コルウィルがチェルシーと契約延長。去就問題に終止符

写真:チェルシー契約を更新したコルウィル

チェルシーに所属するU-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィルがクラブとの6年間の契約延長で合意した。また契約には1年間の延長オプションも含まれる。2日、クラブ公式サイトが伝えている。

コルウィルは8歳の頃からチェルシーの下部組織に所属しており、ハダースフィールド、ブライトンへのローン移籍を経験した後に今シーズンから再びクラブに合流。プレシーズンでは早くもマウリシオ・ポチェッティーノ新監督からの信頼が感じられる起用法も見られ、再起を誓うチェルシーに欠かせない存在であることを印象付けた。

コルウィルを巡っては昨シーズンのローン先だったブライトンが今夏完全移籍での獲得を狙っており、複数回にわたってオファーを提示するなど去就が注目される状況が続いていた中、今回の契約延長で決着がついた形となった。

コルウィルは公式サイト内で以下のコメントを発表。契約延長に至った経緯を説明している。

「いつでも簡単な決断だった。ここで育ったからチェルシー以外のことは考えられなかった。監督と話した時、彼は安心感や信頼を与えてくれた。それは僕が必要としていたものだった。選手としてだけでなく、人として話してくれたんだ。それが決定的な決め手になった」

昨シーズン終了後にはUEFA U-21欧州選手権で優勝を果たしたイングランド代表にも貢献したコルウィル。今後のクラブレベルの活躍にも大きな注目が集まる。

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