イングランド人DFティノ・リヴラメントを巡り、ニューカッスルが所属元のサウサンプトンと合意に至った。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
同メディアによると移籍金は3200万ポンド（約58億円）と見られており、サウサンプトンはリヴラメントの評価額を4000万ポンドに設定していたものの、ニューカッスルはパフォーマンス次第で追加の支払いが発生する要項を含むことで交渉をまとめた。
リヴラメントは2002年生まれの20歳で、育成に定評があるチェルシーの下部組織出身。2021年にサウサンプトンと5年契約を結びプロデビューを果たした。世代別イングランド代表の常連でもあり、U－15時代からコンスタントに招集され続けている実力者だ。
サウサンプトンは昨シーズン最下位でのプレミアリーグからの降格が決定していたものの、今夏の移籍市場では選手の売却に当たりいかなる値引きも認めない強固な姿勢を貫いている。ウェストハムから届いたジェイムズ・ウォード＝プラウズへのオファーや、リヴァプールからのロメオ・ラヴィアへの高額オファーを断るなどそのスタンスは一貫しており、ニューカッスルもリヴラメントへの1度目のオファー（3000万ポンド）を断られていた。
