子どもたちが家族の働く企業を見学「働くこと」を学ぶ 宇都宮卸商業団地協同組合

 家族が働いている会社や仕事について知ってもらおうと、22日に子ども向けの会社見学会が、宇都宮市で開かれました。

 見学会を開いたのは42の企業が加盟する宇都宮卸商業団地協同組合です。22日は、組合の企業で働く親とその子ども合わせて27人が参加し、2つの企業を見学しました。

 まず訪れたのはフォークリフトなど、重い荷物を運ぶ車の販売や修理を行う栃木小松フォークリフトです。参加した人たちはフォークリフトが1トンの荷物を積み下ろしする様子を見学しました。

 この見学会は、大人の働く姿や会社の様子を子どもに見てもらうことで「働くこと」について知ってほしいと、組合に加盟する企業が今年初めて企画したものです。

 続いてネジやナットなど工場で使う部品や工具を販売するアラマキを訪れました。子どもたちは水道の配管に使われる部品をそれぞれ好きなようにつなげたりして楽しむなど普段はできない貴重な体験をしていました。

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