マンチェスター・シティのスペイン代表DFアイメリク・ラポルトが、自身のX(旧Twitter)でクラブから退団することを明らかにした。
ラポルトは「5年半の忘れがたい日々を過ごした。数多くの思い出を、いつまでも心の中にしまっておきたい」というコメントとともに、マンチェスター・シティでの数々のハイライトシーンをまとめた動画を公開。
動画の最初には本拠地エティハド・スタジアムのスタンドに座って「シチズン(マンチェスター・シティのファン)の皆さん、これからあるストーリーを共有したいと思います」と呼び掛ける自身の姿があり、また最後の場面では、妻、子どもとともにピッチから「これが僕たちのストーリーだ。ありがとう、またいつか会おう」と謝意を伝えた。
ラポルトはマンチェスター・シティで公式戦通算180試合に出場し、5度のプレミアリーグ制覇や昨シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝など、13個のトロフィーを獲得した。
しかし今夏、クラブがクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルを獲得したことでチーム内での序列が低下し、かねてから退団が噂されていた。8月17日のUEFAスーパーカップではベンチ入りしたものの出番はなく、8月19日のプレミアリーグ第2節ニューカッスル戦ではメンバーから外れていた。
イギリス『デイリーメール』電子版は、ラポルテはサウジアラビアのアル・ナスルへの移籍が合意に達しているとしている。アル・アハリには先日、元チームメートのアルジェリア代表FWリヤド・マフレズも移籍しており、サウジアラビアの地で再会することになるかもしれない。