26日にLRT・ライトライン開業記念 駅弁発祥の地・宇都宮で記念駅弁を販売

 LRTの開業を記念して、駅弁の発祥の地とされる宇都宮で創業した老舗の駅弁製造・販売店「松廼家」と宇都宮共和大学の学生が共同で考案した特別な駅弁が25日と26日の2日間、販売されます。

 LRTの開業を記念して開発された駅弁「結」です。目を引くのはLRTの車両をイメージした2つのおにぎりが並んでいます。県産のコシヒカリを使いターメリックで色付けした黄色と竹炭で色付けしたノリを巻いた黒色でLRTを表現しています。駅弁はほかにも地酒の酒かすを使った焼ジャケ、それに宇都宮の代名詞ギョーザの皮を揚げたチップスなど7品目が詰められています。

 日本で初めて売られた駅弁は「おにぎり2個とたくあん2切れ」と言われ、明治時代の駅弁を参考にササの葉で包みました。

 掛け紙には宇都宮を象徴するデザインが散りばめられ、弁当の名前「結」には共同開発した学生たちの地域や企業とのつながりを大切にする思いがこもっています。この駅弁は26日もイベントで正午から200個限定で発売されます。

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