中東の洗礼? ヴェッラッティがカタールデビューで流血...相手スパイク顔面直撃もファウルなし

[写真:Getty Images]

イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティがカタールデビューを果たした。『フットボール・イタリア』が伝えている。

【動画】ヴェッラッティの顔面にスパイク直撃→流血...相手はお咎めなし

今夏パリ・サンジェルマン(PSG)から移籍金4500万ユーロ(約71億1000万円)でアル・アラビへ加入したヴェッラッティ。19歳から過ごした花の都では最終的にクラブやサポーターとの関係が悪化し、30歳でのカタール挑戦となった。

24日にはカタール・スターズリーグ第4節のアル・ラーヤン戦で新天地デビュー。インサイドハーフとしてフル出場した稀代のプレーメーカーだが、日本代表DF谷口彰悟もフル出場した相手に大きな見せ場を作れず、90+7分に失点したアル・アラビも0-1で敗れ、開幕4試合で未勝利が続いている。

また、ヴェッラッティ自身は35分過ぎ、セカンドボールの奪い合いでヘディングしたところ、アル・ラーヤンのキャプテンであり、カタール代表でも通算96キャップを誇るMFアブドゥラジス・ハテムのスパイクが顔面を直撃。左頬から流血したが、大きくリアクションしなかったためか、主審の笛は鳴らず、ハテムはお咎めなしとなってしまった。

サウジアラビア勢が欧州から著名な選手を乱獲するなか、元ブラジル代表MFコウチーニョ(アル・ドゥハイル)とともに今夏カタール行きを選択したヴェッラッティ。デビュー戦で中東の洗礼を受けることとなった。

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