お金を貯めるきっかけに!年内にやっておきたい「家計の振り返り」2つ

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。

秋の気配を感じる10月に入りました。今年も早いもので残り3ヶ月です。

年末になると何かと忙しくなるもの。「貯蓄の日」もある10月のうちに、早めに家計の振り返りをしておきませんか?

今回は、年内にしておきたい、お金と家計の振り返りを2つお伝えします。

「貯蓄の日」とは

10月17日は貯蓄の日。収穫を祝う神嘗祭(かんなめさい)の日を採用し、1952年貯蓄増強中央委員会が発足した際に制定されました。

この「貯蓄の日」は勤労の実りであるお金をしっかりためるきっかけにしたいものです。

年内にしておきたい「家計の振り返り」2つ

【1】資産額を明確化

忙しいと通帳を記帳しそびれていたり、ネット銀行やネット証券会社にあるiDeCoやつみたてNISAが今いくらになっているか確認する時間がありません。

どこの金融機関にいくらの資産があるのかを、忙しい年末が来る前に書き上げてみましょう。

現状把握ができると、年末年始や来年のお金の計画も立てやすくなりますよ。

【2】固定支出の洗い出し

毎月決まった額を支払っていく必要のあるものを「固定支出」といいます。

家賃、電気代、水道代、通信費、保険料、サブスク(Amazonプライム、Netflix、Spotifyなど)にそれぞれいくら払っているのか把握していない場合は、一度洗い出してみて確認してみてください。

無料期間だけ契約しようと思っていたサブスクを放置していて、使わないのに払い続けていた…なんてこともあるので、気になる方は早めに整理するのがおすすめです。

まとめ

お金のことをほったらかしていると、気か付かないうちに無駄遣いしていたり、キャッシュレスが進んでいるため思ったよりも資産が減っていることに気づかないことがあります。年末忙しくなる前にぜひ確認してみてください。

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