サーファー考案の風に強い焚き火台!サイラス9「フレームインザウインド」をレビュー【キャンプ大賞受賞商品】

サイラス9「Flame in the Wind(フレームインザウインド)」は、これまでにないおしゃれなデザインの焚き火台です。目を引く筒型の形状は、風に左右されず効率的に暖をとれ調理も可能な優れもの!「ハピキャンPresents キャンプ大賞2022」で、焚き火台部門の優秀賞にも選ばれた「フレームインザウインド」をレビューします。

サイラス9 「フレームインザウインド」はデザイン・機能性に優れた焚き火台

筆者撮影

「ハピキャンPresents キャンプ大賞2022」で、焚き火台部門の優秀賞に選ばれたサイラス9「Flame in the Wind(フレームインザウインド)」

2021年にクラウドファンディング「machi-ya」からスタートした、超人気の焚き火台です。

京都のサーファーが立ち上げたガレージブランド「サイラス9(サイラスナイン)」。

「フレームインザウインド」は、海辺での強い風にも左右されない焚き火台をテーマに新しい発想で作られました。

外筒と内筒の2層構造からなる本体は、外筒の角度を変えることでシーンに合わせた使い方ができます。

焚き火を楽しめることはもちろん、調理や暖を取りたいときにも機能的な構造。

デザイン性の高さと使う場面を考えられた機能性で、他にはない満足度の高いアイテムです。

現在は、BASEにて予約購入ができます。

[ 画像が省略されました ]

これまでにない特徴的な筒状のデザインがおしゃれで機能的!

サイラス9「フレームインザウインド」

  • 材質:ステンレス鋼材(SUS304)
  • 本体サイズ:直径210mm×400mm
  • スタンドサイズ:250×168×(h)68mm
  • スタンド使用時の高さ:263mm
  • 重量:5kg

※スタンドはアッシュトレイの中に収納できます。
※収納用のケースはありません。

サイラス9「フレームインザウインド」の4つの魅力・注意点

筆者がサイラス9「フレームインザウインド」を実際に使って感じた魅力と注意点をご紹介します。

【魅力1】オールシーズン重宝◎角度を変えて2つのモードで使える

「フレームインザウインド」は、外筒の角度を調節することで

  • 調理もできる「ノーマルモード」
  • 風を防ぎ、暖を取る「ウィンドモード」

の2つのスタイルで焚き火を楽しめます。

筆者撮影:ピコグリルの五徳もピッタリ

焚き火調理にも使える「ノーマルモード」は、焚き火の見える開口部を真上に向けて設置。

安定した開口部に、鍋やフライパンを置いて直火調理が可能です。

幅210mm以上の五徳をプラスすると、小型のスキレットやケトルも安定して置くことができますよ。

筆者撮影

風を防ぎ暖をとるにぴったりな「ウィンドモード」は、開口部の角度を回転させ好みの向きに調節するモード。自分の側に向ければより効果的に暖まることができます。

開口部を風下に向けるだけで、風向きや風の強さに合わせた使い方を自在にレイアウトできます。

くわえて、外筒の側面が防風とリフレクターの役割をこなし、火の粉が飛ぶ心配を抑えられたり、輻射熱によりさらに暖かさを感じられます。

[ 画像が省略されました ]

2つのモードが可変的に使えることで、焚き火を楽しめるシーンがこれまで以上に増しますよ。

▼使用中に角度を変えるときは革グローブが必須!

▼キャンプ場で使用する際は、焚き火シートを使いましょう!

【魅力2】人とカブらないおしゃれなデザインで所有欲が満たされる!

筆者撮影

クラウドファンディングから誕生した「フレームインザウインド」は、人気ながらも目にする機会の少ない焚き火台。

キャンパーの間でも知る人ぞ知るアイテムであり、他にはない独特のデザインが雰囲気を引き立たせてくれます。

レア度の高さから人とカブることもほとんどなく、おしゃれなデザインで所有欲の満たされる焚き火台です。

[ 画像が省略されました ]

仲間内でも「おしゃれ!」と評判でした!

【魅力3】燃焼効率◎火力調節・着火も楽ちん!

筆者撮影

外筒と内筒の2層構造に設計された「フレームインザウインド」。

ロストルの役割となる内筒は、多数の空気口があり燃焼効率に優れています。

調理の際には、サイドにある丸形の開口部から追加の薪を投入でき、薪のサイズや入れ方の工夫で火力調節もとっても簡単。

着火が楽ちん・燃え残りが少ない・火力調節が容易な設計で、使い勝手バツグンの焚き火台です。

【魅力4】メンテナンスしやすいステンレス製◎使い込むほどに愛着が増す

筆者撮影

「フレームインザウインド」は、使いこむほどに味が出るステンレス製

片付けは、ロストルを引き出して灰を捨て汚れを拭き取るだけ。

調理の油汚れなどしつこい汚れを落としたいときは、部分的に洗剤を使って洗うこともできます。

たわしや硬いスポンジで洗うと傷の原因になるので、柔らかいスポンジや古タオルを使いましょう。

使い込むほどに愛着が増し、長く愛用できる高品質の焚き火台です。

[ 画像が省略されました ]

長く愛用するためにメンテナンスの楽さもポイントです!

【注意点】収納サイズはちょっと大きめ……車移動のキャンプにおすすめ!

筆者撮影

40cmの薪が入るサイズ「フレームインザウインド」ですが、折りたたみできない筒状です。

スタンドを筒内に収納して持ち運べますが、外筒のサイズよりコンパクトにはなりません。

5kgの重量もあることから、バックパックでの移動がメインの自転車やバイク、公共交通機関を使用する人には持ち運びがやや大変でしょう。

筆者自身もはじめて手にしたときは「思ったより大きい……!」と感じたので、持ち運びが負担にならない車でキャンプに行く人におすすめです。

サイラス9「フレームインザウインド」をおすすめする人

筆者撮影

「フレームインザウインド」をおすすめする人はこんな人です。

満足度の高い焚き火台を探している人

「フレームインザウインド」は、満足度の高い焚き火台を探している人におすすめです。

「キャンプ場でカブりたくない」や「調理もできて片付けが簡単なものがいい」「気に入ったものをずっと使いたい」と感じる人にピッタリ。

バツグンの機能性・おしゃれなデザイン・高品質な「フレームインザウインド」は、所有欲を満たしてくれる満足度の高い焚き火台です。

ストーブの導入を迷っている人

春秋のキャンプがメインで、ストーブの導入に迷っている人におすすめです。

ストーブを持っていくほどの車の積載に余裕がない人や、ストーブは必要ないけれど暖の取れるアイテムがほしい人に最適です。

ウィンドモードに設置することでリフレクターを使うように暖かく、暖炉にあたっているような感覚が味わえます。

「春・秋のキャンプで少し肌寒さがツライかも……」と考えている人は、焚き火台を「フレームインザウインド」に変えてみるといいかもしれません。

焚き火をあまりしなくなった人

「フレームインザウインド」は、焚き火をあまりしなくなった人にもおすすめです。

たとえば「準備や片付けが面倒」や「火の粉でテントや衣類に穴が空いた」「飽きた」などの理由で焚き火が遠のいてしまった人の気分転換のきっかけになるかもしれません。

「フレームインザウインド」なら、焚き火でマイナスに感じる、片付けの面倒さや火の粉のトラブルを回避する工夫ができます。

くわえて、焚き火の魅力を引き立たせてくれるおしゃれなデザインで、焚き火の時間を一層豊かに過ごせるでしょう。

サイラス9「フレームインザウインド」は満足度◎一生モノの焚き火台に

筆者撮影

「ハピキャンPresents キャンプ大賞2022」で、焚き火台部門の優秀賞に選ばれたサイラス9「フレームインザウインド」

「風にあおられることなく、調理ができて温かさを感じられる焚き火台をつくりたい」という、サーファーの思いから誕生しました。

焚き火の美しさを楽しめるおしゃれなデザインと優れた機能性を備え、使う人にとって満足度の高いアイテムです。

焚き火の時間をワンランクアップしてくれる「フレームインザウインド」の独特の佇まいは、一生モノのギアとして長く愛用できる焚き火台になるでしょう。

© ハピキャン