栃木県の半分以上が森林? 鹿沼市で県産木材に親しむイベント「もくもくまつり」

 10月は栃木県産木材利用推進月間です。鹿沼市では15日、県産の木材に親しんでもらおうというイベントが開かれました。

 この「もくもくまつり」は木に対する理解を深め、県内産の木材の需要を拡大しようと、県木材業協同組合連合会などが毎年開いているものです。

 あいにくの雨にもかかわらず会場には朝から多くの家族連れが訪れ、木を使ったアクセサリー作りや丸太を運ぶ林業機械の操縦体験などを楽しんでいました。また、建物の骨組みが完成したことを祝う「上棟式」の再現では、子どもたちがお菓子を手にして笑顔を見せていました。

 県の面積の54%を占める県内の森林では、その多くが木材として利用する時期を迎えていて、県では県産木材の利用を呼びかけています。

© 株式会社とちぎテレビ