レアル・マドリードに大打撃……ヴィニシウスがブラジル代表の試合でハムストリングを負傷

写真:代表戦で負傷してしまったヴィニシウス ©Getty Images

レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、2026年ワールドカップ南米予選の試合で左ハムストリングを負傷したようだ。スペイン『アス』紙の電子版が伝えている。

ブラジル代表は現地時間11月16日にコロンビア代表とアウェーで対戦。開始早々の4分にヴィニシウスのラストパスをFWガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)が決めて先制したものの、後半にコロンビアのFWルイス・ディアス(リヴァプール)に2ゴールを許し、逆転負けを喫した。

この試合に先発出場していたヴィニシウスにアクシデントが発生したのは25分過ぎ。センターサークル付近でピッチに座り込み、27分にジョアン・ペドロ(ブライトン)との交代でピッチを去ることになった。

ヴィニシウスは自ら歩いてピッチを後にしたが、ベンチを叩いて悔しがる様子を見せ、その後には左足のハムストリングに氷嚢を当てる姿が見られた。そして前半が終わると、足を引きずりながらドレッシングルームへと戻っていった。

試合後、ブラジル代表のフェルナンド・ジニス監督はヴィニシウスの症状についてこう語った。

「彼がアルゼンチン戦(11月21日に行われるブラジル代表の次節の試合)に出場するのは難しいだろう。左太腿の後ろの筋肉に痛みを覚えたため、交代せざるを得なかった」

ヴィニシウスは8月下旬、ラ・リーガ第3節の試合で右ハムストリングを痛め、およそ1カ月間の離脱を余儀なくされているが、コロンビア戦後には自らも「前回と同じケガだと思う」と語っており、再び1カ月程度、離脱する可能性を示唆した。

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