統合予定の小学校 思い出の給食

今年度で閉校、統合が決定している大田原市の小学校で、1月26日、地元の農畜産物を使った特別な給食がふるまわれました。

 大田原市湯津上地区の湯津上、佐良土、蛭田の3つの小学校は、2023年度いっぱいで閉校して2024年4月に統合し、湯津上小学校となります。統合を前に1月26日は湯津上小学校の全校児童と、佐良土小学校、蛭田小学校の5・6年生、あわせておよそ100人の児童が一緒に給食を食べる「想い出給食」が開催されました。

 この想い出給食は大田原市出身の、東洋大学経営学部蜂巣 旭准教授と学生たちが企画したものです。

 地元の農家とJAから提供を受けた野菜や、牛肉、米を使った給食で、子どもたちに郷土愛を育んでもらう狙いがあります。

 現在、3つの小学校では学校の中で給食を作っていますが給食室の老朽化などの理由で、統合後の湯津上小学校では給食センター方式に移行するということもあり、児童たちにとって思い出深い給食となりました。

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