新型コロナウイルス「感染拡大警報」を発令 感染拡大注意報からわずか2週間 静岡県

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、静岡県は2日およそ4カ月ぶりとなる「感染拡大警報」を出しました。

後藤幹生センター長:
「本日感染拡大警報を発令いたします」

感染者の増加が止まらない新型コロナウイルス。

1月19日に感染拡大注意報」が出されてからわずか2週間で、県が再び会見を開きました。

県感染症管理センターの後藤幹生センター長から発表されたのは「感染拡大警報」でした。

この「警報」は感染者の増加が続き、医療ひっ迫の恐れがある場合に出されるもので、去年9月29日に解除されて以来およそ4カ月ぶりです。

県によりますと、1月22日から28日までの1週間で、定点医療機関あたりの患者数は19.14人と、警報の目安となる16人を超えました。

139の定点医療機関から報告された患者総数は2660人で、前の週の1.25倍となりました。

県全体ではおよそ1万7000人が感染したと推計されます。

後藤幹生センター長:「大体一旦警報になると、その警報は解除して注意報になるまで8週間ぐらいかかっていることがわかると思います。(今回も)3月の半ばぐらいまで続くと考えています」

県は体調に少しでも 違和感があればマスクを着用することや、急に症状が出た場合は学校や仕事を休んで、療養することを呼びかけています。

またインフルエンザやノロウイルスにも注意を促しています。

© 静岡朝日テレビ