好調・レッズが逆転勝利 ブレーブス3連戦に勝ち越し

【レッズ6-5ブレーブス】@サントラスト・パーク

ナ・リーグ中部地区の最下位に沈みながら直近14試合で11勝3敗と好調のレッズが、2点ビハインドの7回表にスクーター・ジェネットとアダム・デュバルのタイムリーで3点を奪い、逆転勝利。ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

レッズは2回表にビリー・ハミルトンのタイムリーで先制し、3回表にはホゼ・ペラザの3号ソロでリードを2点に広げたものの、立ち上がりから打者11人をパーフェクトに抑えていた先発のルイス・カスティーヨが突如崩れ、フレディ・フリーマンを歩かせたあとに5連打を浴びて4失点。5回表にブランドン・ディクソンのタイムリーで1点差としたのも束の間、その裏に三塁手エウヘニオ・スアレスのエラーで1点を失い、ブレーブスが2点をリードして試合は終盤を迎えた。

7回表、レッズは先頭のスコット・シェブラーが四球で出塁したあと、ペラザと代打のアレックス・ブランディーノが連続三振に倒れて二死となったものの、スアレスがヒットで繋いで一、二塁のチャンス。ここでジェネットとデュバルが連続タイムリーを放ち、試合をひっくり返した。7回裏からは防御率1点台のデービッド・ヘルナンデスとジャレッド・ヒューズ、そしてクローザーのライセル・イグレシアスを投入し、ブレーブスの反撃をシャットアウト。1点差で逃げ切り、3カード連続の勝ち越しとなった。

7回表に逆転打を放ったデュバルは「投手陣がよく頑張ってくれた。その頑張りに打線全体で応えることができたよ」とチーム一丸となってもぎ取った勝利であることを強調。ジム・リグルマン監督代行は「早い段階でビハインドを背負い、そこから逆転できるのは素晴らしいことだ。逆転して試合に勝つことができたのは良かったよ」と逆転勝利を喜んでいた。

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