シールズの好投でWソックスがカード勝ち越しを決める

【ツインズ1-6ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ホワイトソックスは先発のジェームス・シールズが100球で7イニングを投げ抜き、ツインズ打線をわずか4安打に封じる好投を披露。打線はホゼ・アブレイユの12号ソロ、アビサイル・ガルシアの3号ソロなど12安打を放ってツインズ投手陣から6点を奪い、6対1で快勝して3連戦の勝ち越しを決めた。ツインズは「8番・遊撃」のエイレ・アドリアンザが9回表に一矢報いるタイムリーを放つなど4打数4安打と孤軍奮闘したが、その他の打者が28打数1安打に封じられては成す術なし。先発のカイル・ギブソンも11安打を浴びて7回5失点と粘れなかった。

以前よりもリリースポイントを下げた新たな投球フォームを取り入れているシールズは、直近13先発のうち12試合で6イニング以上を投げるなど、イニングイーターとしての役割を十分に果たしている。「以前ほどは力を入れて投げないようになった。自分の投球フォームは良い感触だよ」と新たな投球フォームに手応えを感じているシールズ。リック・レンテリア監督も「彼は進化を続けているね」とベテラン右腕の奮闘に目を細める。10度のクオリティ・スタートを記録しながら今季ここまで3勝9敗と打線の援護に恵まれない登板が続いているシールズだが、ホワイトソックスの先発ローテーションに不可欠な存在であることは紛れもない事実である。

© MLB Advanced Media, LP.