ラッセル逆転満塁弾 カブス打線が12安打10得点と機能

【ツインズ6-10カブス】@リグリー・フィールド

前カードのドジャース4連戦を2勝2敗で終えたカブスは本拠地にツインズを迎えての3連戦を迎えた。大事な初戦は序盤からリードを許すもアディソン・ラッセルが流れを変えるグランドスラムを放つ。続く5回からは4イニング連続で得点するなど打線が爆発し、12安打10得点で快勝した。

カブスの先発、マイク・モンゴメリーは2回、ジョー・マウアーに3ラン、4回には2点タイムリーを浴びるなど5回5失点と安定感を欠いた。劣勢となったカブスは3回に2点を返すと2対5で迎えた5回、1死からジェイソン・ヘイワードのヒットをきっかけに満塁のチャンスをつくるとラッセルがツインズ先発、ホゼ・ベリオスのカーブをレフトスタンドへ叩き込み、これが値千金の逆転満塁弾となった。これで勢いに乗ったチームはベン・ゾブリストやカイル・シュワーバーらにも一発が出て最終回を迎える時には12安打10得点を記録し、大事な初戦をモノにした。

敗れたツインズは最終回に1点を返してさらに2死一・二塁のチャンスをつくるもこの日、3安打5打点と活躍していたマウアーが打てずカブス守護神、ブランドン・モローを攻略することができなかった。

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