セール7回11K Rソックスが17安打11得点で宿敵を零封

【レッドソックス11-0ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

現地6月最後のレッドソックスの相手は宿敵・ヤンキース。前日の試合では一発攻勢の前に敗れ去っただけに反撃をしたいところだ。迎えた3連戦の2戦目は形成が逆転し序盤から6得点と打線が爆発。守備もエースのクリス・セールを中心に鉄壁の守備のみせてヤンキースに得点を許さず完勝した。

初回からレッドソックス打線が牙をむいた。2死からJ.D.マルティネスがヒットをきっかけに満塁のチャンスをつくるとラファエル・デバースがヤンキース先発、ソニー・グレイのカーブをレフトスタンドへと運び、満塁弾で先制した。続く2回にはアンドリュー・ベニンテンディのタイムリーなどで2点を追加し、序盤から主導権を握った。

先発のセールは90マイル後半のフォーシームとスライダーを武器に初回から奪三振ショーを披露し、ヤンキース打線に的を絞らせない。7回を投げ切り降板するまで1安打11奪三振と好投。エースをさらに援護したい打線も6回から4イニング連続で得点するなど攻撃の手を緩めず、最終回を迎えるまで17安打11得点と圧倒していた。セールから後を受けた投手陣も無失点投球と安定し、完封勝利を飾った。

敗れたヤンキースは前日の4ホーマーから一変、この日はわずか2安打のみに終わり自慢の強力打線が影を潜めた。ア・リーグ東地区の首位攻防戦は明日も開催予定で予告先発はレッドソックスがデービッド・プライス、ヤンキースはルイス・セベリーノと発表されている。

© MLB Advanced Media, LP.