グリエルJr.が5点差からの逆転劇を完結させる決勝弾

【メッツ6-8ブルージェイズ】@ロジャース・センター

4回までに5点を先行され、敗色濃厚となっていたブルージェイズが終盤の集中打で試合をひっくり返し、見事に逆転勝利を収めた。ブルージェイズは5点ビハインドで迎えた7回裏にヤンハービス・ソラーテの16号3ランなどで一挙5点を奪って同点とし、続く8回裏にはルルデス・グリエルJr.が低めのチェンジアップを上手くすくい上げてレフトスタンドへ飛び込む4号決勝2ラン。8回から登板して1回2/3を無失点に抑えたジョン・アックスフォードが今季2勝目(1敗)をマークし、9回表二死一、二塁の場面でマウンドに上がってマイケル・コンフォートを打ち取ったタイラー・クリッパードには6セーブ目が記録された。

アズドゥルバル・カブレラの15号2ラン、デビン・メゾラコの8号2ラン、ウィルマー・フローレスの7号ソロと4回までに3本塁打で5点を失い、劣勢の展開を強いられたブルージェイズだったが、鮮やかな逆転勝利により連敗を2で止めた。7回裏のブルージェイズは一死からランドール・グリチックがライトへのヒットを放ち、ホゼ・バティースタのエラーが絡んで三塁へ進塁。続くグリエルJr.の一塁ゴロの間に1点を返した。さらに四球とカーティス・グランダーソンの二塁打で二死二、三塁のチャンスを作り、暴投の間に2点目。テオスカー・ヘルナンデスが四球を選び、ソラーテが逆方向へ同点弾を叩き込んだ。そして、続く8回裏にグリエルJr.が決勝弾。メッツは先発のザック・ウィーラーが7回途中2失点と好投したものの、リリーフ陣が大誤算だった。

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