リドルがHR含む3安打2打点の活躍 マーリンズ完封勝利

【レイズ0-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

前日に延長16回の死闘を繰り広げたレイズとマーリンズによる一戦は、両軍投手陣の好投により5回までスコアレスの展開が続いたが、JTリドルがチームの全3得点に絡む活躍を見せ、マーリンズが3対0で完封勝利を収めた。両軍無得点で迎えた6回裏、リドルは一死一塁の場面でセンターへの大飛球を放ち、先制のタイムリー三塁打。次打者JBシャックのショートゴロの間に本塁への好走塁で2点目を挙げた。さらに8回裏にはリードを3点に広げる5号ソロを放ち、3安打2打点2得点の大活躍。この3点を4投手による完封リレーで守り抜き、マーリンズはレイズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。

延長16回の熱戦のあと、リドルは「6時間くらい」の睡眠時間しか確保できなかったという。「8~9時間のスパンで球場に来なくちゃいけないんだからね」と流石に疲労を隠せない様子でいたが、試合ではチームを勝利に導く見事な活躍を見せた。この試合を含むホーム10連戦では打率.351(37打数13安打)の好成績をマークし、同期間でマルチ安打は4度目。「ボール球に手を出さず、打者有利のカウントに持ち込む。そして、ストライクゾーンに入ってきた速球を狙うんだ」というアプローチで結果を出し続けている。メジャー2年目の今季は5番を任される機会も増え、26歳の遊撃手は今やチームに不可欠な戦力となりつつある。

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