グランダル&テイラーで6打点 ドジャースが首位に肉薄

【パイレーツ4-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースが2連勝で迎えた本拠地でのパイレーツ3連戦の最終戦は、5番のヤスマニ・グランダルと6番のクリス・テイラーがそれぞれ3打点をマークしてチームの全6得点を叩き出す活躍を見せ、ドジャースが6対4で勝利。ドジャースは3連戦をスイープして連勝を4に伸ばし、地区首位のダイヤモンドバックスとのゲーム差を0.5に縮めた。ドジャース先発のリッチ・ヒルは5回2失点と試合を作り、日本時間4月2日の今季初登板以来となる2勝目(3敗)をマーク。パイレーツはメジャー初先発のクレイ・ホームズが3回途中4失点と打ち込まれ、8回表にグレゴリー・ポランコの12号2ランで2点差としたものの、反撃はそこまでだった。

3連戦の初戦は6回までに20安打、第2戦は6回までに6本塁打と連日の猛打爆発で連勝したドジャースだったが、2ケタ安打に届かなくとも、本塁打が出なくとも、9安打と6四球で作ったチャンスを確実にモノにし、3連戦スイープを完成させた。1回裏は二死一、二塁のチャンスでグランダルが先制タイムリーを放ち、1点ビハインドの3回裏には一死二、三塁からグランダルとテイラーの連続タイムリーで3点を奪って逆転に成功。5回裏には3四死球で無死満塁のチャンスを作り、テイラーのタイムリーで2点を追加した。「ホームランが出なくてもチャンスは作れるし、なんとかして得点を取ることはできるんだよ」と語ったのは2安打3打点の活躍を見せたテイラー。「(チャンスで)良いバッティングができて良かったよ」とチームの勝利に貢献できたことを喜んでいた。

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