7回裏にクロンが18号3ラン レイズ逆転勝利で5連勝

【タイガース2-4レイズ】@トロピカーナ・フィールド/p>

好調のレイズがタイガース3連戦の最終戦を逆転勝利で制し、連勝を5に伸ばすとともに、本拠地でのタイガース3連戦をスイープした。3回裏にケビン・キアマイアーの2号ソロで先制したレイズは、直後の4回表に2番手のマット・アンドリースがジェームス・マッキャンに6号2ランを浴びて逆転を許したものの、7回裏二死二、三塁のチャンスでC.J.クロンが左中間スタンドに突き刺さる18号逆転3ラン。8回をディエゴ・カスティーヨ、9回をセルジオ・ロモが抑え、見事な逆転勝利を飾った。

レイズのケビン・キャッシュ監督は「投手陣は素晴らしいし、打線も勝負どころで打つことができている。良い3連戦になったね」と3連勝で終えたタイガース3連戦を振り返った。ここ最近のレイズは投手陣が安定しているだけでなく、打線にも勢いがあり、日本時間6月23日以降の18試合では14勝4敗の好成績をマーク。貯金は4まで増えた。この試合でも、もはや定番となりつつある「ブルペン・デー」を採用し、先発のハンター・ウッドが1イニングを投げたあと、2番手のアンドリースと3番手のライアン・ヤーブローがそれぞれ3イニングを担当。5投手合計で被安打7、奪三振14、与四球1、失点2という安定したパフォーマンスを見せ、チームを勝利に導いた。ワイルドカード圏内からは大きく離れているものの、現在の勢いが続くようであれば、レイズは後半戦を面白くしてくれる存在となりそうだ。

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