地区首位対決はブリュワーズに軍配 チャシーン7勝目

【ブレーブス2-7ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ジョシュ・ヘイダー、ジェレミー・ジェフレス、コリー・クネーベルといった強力リリーフ陣を使えないという状況のなか、ブリュワーズは先発のヨーリス・チャシーンが7回2失点の好投を見せ、ブレーブスとの地区首位対決4連戦の初戦を制した。

チャシーンは初回先頭打者のエンダー・インシアーテに死球をぶつけ、オジー・アルビーズのタイムリー三塁打とフレディ・フリーマンの内野ゴロで2点の先制を許したものの、その後は完全に立ち直り、7回93球を投げて被安打3、奪三振7、与四球1、失点2という安定したピッチング。ブリュワーズ打線は1回裏にヘスス・アギラーの犠牲フライで1点を返し、2回裏にはタイラー・サラディーノのタイムリーで同点に追い付いたあと、エリック・クラッツの内野ゴロとチャシーンの押し出し四球で2点を勝ち越した。

ブリュワーズは8回表からチャシーンのあとを継いでダン・ジェニングスがマウンドに上がり、2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフを披露。4対2と2点リードで迎えた8回裏にはクリスチャン・イェリッチのタイムリー二塁打とエルナン・ペレスの5号2ランでダメ押しの3点を追加して試合を決めた。

好投したチャシーンは今季7勝目(3敗)。好リリーフのジェニングスはホワイトソックス時代の2016年以来となる通算2セーブ目をマークした。一方、ブレーブス先発のマックス・フリードは初回の2点のリードを守り切れず、3回4失点で今季3敗目(1勝)。4番手として登板したダン・ウィンクラーが喫した3失点も痛かった。

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