ゴンザレス好投で9勝目 マリナーズは直近10試合で9勝

【エンゼルス1-4マリナーズ】@セーフコ・フィールド

前日の試合で8連勝がストップしたマリナーズは、先発のマルコ・ゴンザレスがマイク・トラウトから2三振を奪うなど、6回102球を投げて被安打5、奪三振7、与四球2、失点1の好投を披露。打線は1対1の同点で迎えた5回裏にギジェルモ・エレディアのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功し、7回裏にはクリス・ハーマンの1号ソロとジーン・セグーラのタイムリーでリードを3点に広げた。7回以降はジェームス・パゾス、アレックス・コロメイ、エドウィン・ディアスの3人が各1イニングを無失点に抑えて逃げ切り。好投のゴンザレスは今季9勝目(5敗)、最後を締めたディアスは今季34セーブ目をマークした。

マリナーズは故障者に代わってスタメン入りしたエレディアとハーマンが期待に応える活躍を見せ、同地区ライバルのエンゼルスとの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。エレディアは右膝の打撲で欠場したミッチ・ハニガーに代わって出場。3回裏にディー・ゴードンのタイムリーで先制のホームを踏み、5回裏には決勝のタイムリー二塁打を放って2安打1打点1得点をマークした。一方のハーマンは左足首の打撲で故障者リスト入りしたマイク・ズニーノに代わってマスクを被り、7回裏に貴重な追加点となる今季初アーチ。「(午後)2時ごろに球場に来るまでマイク(・ズニーノ)が故障していたことすら知らなかったよ」と緊急出場であったことを認めたが、「自分に出来る範囲でチームに貢献できたと思う」と胸を張った。勝利したマリナーズは地区首位のアストロズとの1.5ゲーム差をキープ。故障者の穴を控え選手がしっかり埋める好循環が生まれており、17年ぶりのポストシーズン進出に向けて視界は良好だ。

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