4番・シーガーが3打点の活躍 マリナーズ逆転勝利

【マリナーズ3-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

マリナーズは主砲のネルソン・クルーズが試合開始前に腰の張りを訴えてスタメンを外れ、試合を欠場。主砲を欠くなかでの戦いを強いられたが、4番に繰り上がったカイル・シーガーがチームの全3打点を叩き出す活躍を見せ、チームを勝利へ導いた。シーガーは1点ビハインドの4回表にオリオールズ先発のケビン・ゴーズマンから14号同点ソロを放ち、1点ビハインドの8回表には無死満塁のチャンスで逆転の2点タイムリー。マリナーズはこのリードを継投で守り抜き、3対2で逆転勝利を収めた。

4番のシーガーが2安打3打点の活躍を見せたマリナーズは、先発のジェームス・パクストンが7回92球を投げて被安打6、奪三振10、与四球1、失点2の好投を披露。パクストンは今季6度目の2ケタ奪三振となり、7勝目をマークした。逆転に成功したあとは、8回裏をアレックス・コロメイ、9回裏をエドウィン・ディアスが無失点に抑えて逃げ切り。ディアスは両リーグ断トツのセーブ数を29に伸ばし、フランシスコ・ロドリゲスがエンゼルス時代の2008年にマークした歴代最多セーブ記録(62セーブ)の更新も夢ではないペースを維持している(ディアスは現在58セーブペース)。

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