戦列復帰のアンダーソンが好投 アスレチックス完勝

【アスレチックス6-0インディアンス】@オークランド・コロシアム

左肩痛により5月中旬から戦列を離れていたアスレチックスのブレット・アンダーソンが復帰初戦で5回無失点の好投。アンダーソンのあとを継いだリリーフ陣も好投し、完封勝利を収めたアスレチックスは本拠地でのインディアンス3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。アスレチックスは初回にクリス・デービスのタイムリー二塁打で先制し、2回表にはダスティン・ファウラーのタイムリーで1点を追加。その後もスティーブン・ピスコッティの9号2ランやジェッド・ラウリーの16号ソロなどで着実に加点し、インディアンスを突き放した。アンダーソンは今季初勝利(2敗)。インディアンスのシェーン・ビーバーは6回4失点でメジャー初黒星(4勝)を喫した。

ア・リーグ中部地区の首位を走るインディアンスとの3連戦に勝ち越したアスレチックスは、直近20試合で16勝4敗と絶好調だ。ボブ・メルビン監督は戦列復帰を果たしたアンダーソンのピッチングについて「彼はボールを非常によく回転させていた。スライダーがカーブのように曲がっていたね」とコメント。「彼はその変化球でストライクを取ることができる。以前のような速球を投げられなくても、そのボールを武器にできるんだ」と好投を称えた。アンダーソンは「必要な場面でアウトをしっかり取ることができた」と自身のピッチングを評価。アンダーソンの言葉通り、アスレチックス投手陣はインディアンス打線を得点圏で9打数ノーヒットに封じ、最後まで得点を許さなかった。

© MLB Advanced Media, LP.