開幕第15週の週間MVPにボガーツとレイノルズが選出

日本時間7月10日、2018年レギュラーシーズン第15週(現地時間7月2日~7月8日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはザンダー・ボガーツ(レッドソックス)、ナショナル・リーグはマーク・レイノルズ(ナショナルズ)が選出された。

ボガーツは打率.400(15打数6安打)、2本塁打、10打点、OPS1.533の好成績をマークし、自身初の週間MVP選出となった。二塁打と本塁打を各2本放っただけでなく、8つの四球を選び、出塁率は.600、長打率は.933という高水準。マルチ安打を3度、マルチ打点を4度マークするなどコンスタントに打ち続け、チームの快進撃に貢献した。今季はすでに昨季を上回る14本塁打を放っており、本塁打・打点・OPSなどはキャリアハイを狙えるペース。2015年から2年連続でシルバースラッガー賞を受賞した好打の遊撃手が本来の姿を取り戻している。

一方のレイノルズは打率.625(16打数10安打)、3本塁打、12打点、OPS1.997という見事な活躍を見せ、ダイヤモンドバックス時代の2010年4月以来自身4度目となる週間MVPに輝いた。日本時間7月7日のマーリンズ戦で代打本塁打を放ったレイノルズは、翌日の同カードで2本塁打を含む5打数5安打10打点の大暴れ。次の試合でも2安打を放ち、シーズン通算打率を3割に乗せた。開幕後まで契約先が決まらず、4月中旬にナショナルズとマイナー契約を結んだあと、5月中旬になってようやくメジャー昇格を果たしたレイノルズだが、今季ここまで38試合に出場して打率.300、10本塁打、OPS.968と素晴らしい活躍。ナショナルズにとっては大バーゲンの買い物となっている。

© MLB Advanced Media, LP.