開幕第18週の週間MVPにスコープとイェリッチが選出

日本時間7月31日、2018年レギュラーシーズン第18週(現地時間7月23日~7月29日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはジョナサン・スコープ(オリオールズ)、ナショナル・リーグはクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が選出された。

スコープは打率.379(29打数11安打)、5本塁打、13打点、OPS1.310という好成績をマークし、昨年7月以来自身2度目となる週間MVPに選出された。現地時間7月22日のブルージェイズ戦から5試合連続本塁打を放ち、二塁手によるメジャータイ記録を樹立しただけでなく、同29日のレイズ戦でも本塁打を放ち、週間5本塁打の大活躍。6月は打率.144という大不振に陥っていたものの、今月に入って打率.360、9本塁打、OPS1.056と本来の強打を取り戻しており、トレード市場でも数球団から関心を寄せられている。

一方のイェリッチは打率.517(29打数15安打)、3本塁打、10打点、OPS1.548と5割を超えるハイアベレージを残し、意外にも自身初の週間MVP受賞となった。現地時間7月24日のナショナルズ戦から6試合連続でマルチヒットを記録するなど13試合連続安打を継続中のイェリッチは、7月に入って打率.406をマークしており、ナ・リーグの打率ランキングでトップに浮上。打率、本塁打、出塁率、長打率など各部門でキャリアハイを更新するペースとなっており、地区優勝争いを繰り広げるチームの主軸打者に相応しいパフォーマンスを続けている。

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