ロドンが8回途中無失点の快投 Wソックス完封勝利

【カージナルス0-4ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

前日の試合で今季最多の14得点と爆発したカージナルス打線を相手に、ホワイトソックス先発のカルロス・ロドンが8回途中まで104球を投げて被安打3、奪三振7、与四球2、無失点の快投を披露。ロドンのあとを継いだフアン・ミナヤとホアキム・ソリアもカージナルスの反撃を封じ、ホワイトソックスは3投手による完封リレーで4対0の快勝を収めた。ホワイトソックスは5回裏に内野ゴロの間に1点を先制。その後はカージナルスのリリーフ陣を攻め、7回裏に2点、8回裏に1点を追加して徐々にカージナルスを突き放した。好投のロドンは今季2勝目(3敗)をマーク。一方、カージナルス先発のルーク・ウィーバーは6回3安打1失点ながら8敗目(5勝)を喫した。

2014年ドラフト全体3位指名の男が、エース級のポテンシャルを示す快投でチームを勝利に導いた。左肩の故障の影響で2ヶ月以上出遅れた今季のロドンは、試合開始前の時点で6試合に先発して1勝3敗、防御率4.29という成績。メジャーデビュー当初の輝きは失われた感があった。しかし、「逆境から学ばなければならないんだ」と力強く語ったように、この試合では速球、スライダー、チェンジアップを巧みに組み合わせて見事なピッチングを披露。完全復活を強く印象付けた。リック・レンテリア監督も「今日のロドンは本当に良かった。効率の良いピッチングをしていたね」とロドンの好投を絶賛。チーム再建に向けて着実に歩みを進めるホワイトソックスに頼もしい戦力が戻ってきた。

© MLB Advanced Media, LP.